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つながる琳派スピリット 神坂雪佳
つながる琳派スピリット 神坂雪佳
2021年6月22日(火) ?2021年8月1日(日)
 幕末の京都に生まれた神坂雪佳(かみさかせっか)(1866~1942)。雪佳は、はじめ四条派の画法を学びましたが、明治という新しい時代には工芸図案(デザイン)が必要と考えました。押し寄せる西洋文化を意識しながら、雪佳は装飾芸術である「琳派」に傾倒し、図案家、画家として活躍しました。手がけたデザインは、染織、陶芸、漆芸から室内装飾や庭園まで、実に多面的です。これは、雪佳が敬愛した本阿弥光悦や尾形光琳の柔軟な活動にならうものでした。
 琳派は、江戸初期の本阿弥光悦、俵屋宗達にはじまり、およそ100年後の尾形光琳やその弟尾形乾山、さらに後の酒井抱一らに受け継がれました。その装飾性豊かな作風は、絵画や工芸といった領域を越え、様々な意匠を生み出し、近代以降も多くの分野に影響を与え続けてきたのです。
 この展覧会は、雪佳が手本とした林派の美の潮流をたどり、暮らしを彩るデザインを生み出した近代琳派・神坂雪佳の多彩な世界を紹介するものです。雪佳が受け継ぎ、現代までつながる琳派のスピリット=精神をご堪能ください。
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