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墨は流すもの 丸木位里の宇宙
墨は流すもの 丸木位里の宇宙
2020年11月13日(金) 〜2020年12月27日(日)
 「私は東洋画というものは水墨だと思っています」と丸木位里(1901-1995)は述べています。「墨は流すもの」とは挑戦的にも聞こえますが、前衛的な美術を志向した歴程美術協会などで戦前から実験的な創作に取り組んで、水墨ならではの表現の可能性を様式にとらわれずに探究し、戦後は国際的な舞台で発表し続けた画家ならではの言葉でしょう。
 位里は、妻・丸木俊(赤松俊子)との共同制作≪原爆の図≫により広く知られている画家です。≪原爆の図≫は広島への原爆投下後、現地でその惨状をまのあたりにした体験をもとに描かれた歴史的な名作ですが、位里の画家としての全体像をこのシリーズだけでとらえることはできません。
 没後25年を経て開催される今回の展覧会は、過去最大規模の回顧展になります。本展覧会では、埼玉県東松山市の「原爆の図 丸木美術館」にご協力いただき、稀有な水墨画家である位里の初期から晩年までの代表作、約90点を前期・後期にわけて展示いたします。

前期:11月13日(金)~12月6日(日)
後期:12月8日(火)~12月27日(日)
※一部の作品は展示替えを行います。
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