おすすめ情報
一覧▶

後期特別企画展  かがやく天産物-時代を越える立山ブランドを求めて-
後期特別企画展 かがやく天産物-時代を越える立山ブランドを求めて-
2019年9月14日(土) 〜2019年11月4日(月)
江戸時代中期、輸入生薬の国産化や新たな産物開発のため、幕府は各地へ採薬使を派遣したり、日本初の天産物(天然の動植物や鉱物類)全国調査を行ったりしました。その役目は本草学者たちが担いましたが、彼らの活躍はまた当時の人々の自然への関心や理解を広げていきました。
 そして明治を迎え、新政府は工業化した近代国家を目指し、資源を求めて全国で天産物の調査・収集を行いました。それはウィーン万国博への出展や内国勧業博覧会開催などと一体となったプロジェクトでしたが、そこには江戸時代からの自然理解の蓄積が生かされました。
 この企画展では、江戸中期から昭和までの時代を越え、豊かさを目指して輝くような天産物を探し求めようとした歴史と、それらをめぐる立山のエピソードを、近世本草学・近代博物学展開の流れをたどりながら、標本や関連文書などで紹介します。
 ○加賀藩の調べによると、江戸中期の芦峅寺には“オオカミ”がいた? (享保~元文の頃)
 ○立山のほか、各地から珍品を集めた“展覧会”が富山で開催!(嘉永6年・明治9年)
 ○越中・立山鉱物が、海を越えて“ウィーン万国博”に展示されていた!(明治6年)
 ○黒薙の温泉、立山温泉で採れた“白い粉”が、東京で内国勧業博覧会に展示されていた! (明治10年)
 ○立山には炭鉱があって、“芦峅寺駅”から石炭を積み出していた!(昭和14~25年頃)
                                    他
 ★展示の見どころ、初公開資料★
 ・明治初年、ウィーン万国博や内国勧業博覧会などに関連して越中で採集し、東京へ送られた
鉱物標本で現存していたものを100年ぶりに富山で里帰り展示します。富山初公開
 ・わずか10年間で閉山した芦峅寺「立山炭鉱」の坑道入口に掲げられた銘板を、歴史の中に消    えた炭鉱をめぐるエピソードとともに紹介します。初公開

【主な展示品】
 ・神農像(富山市売薬資料館蔵)・『本草綱目』(富山市立図書館蔵)
・『物類品隲』(富山市立図書館蔵)・『越中分 産物書上帳』(芦峅寺一山会蔵)
・「薬草御用一巻覚留帳」(浮田家文書/富山市郷土博物館蔵)・「享保十六年 薬草一巻」(黒部市歴史民俗資料館蔵) ・『諸国産物大略』(東京国立博物館蔵)・『澳国博覧会出品目録』(東京国立博物館蔵)・『富山展覧会出品略画図』(当館蔵)初公開
 ・立山新湯産玉滴石(富山県立山カルデラ砂防博物館蔵)・「温泉凝花(立山温泉産)」(当館蔵)初公開
 ・明治初期越中で採集され現存する鉱物標本類「玉髄」「方鉛鉱」「灰鉄柘榴石」「白鉛鉱」など(国立科学博物館蔵/東京大学総合研究博物館蔵)富山初公開
 立山炭鉱坑道入口銘板(当館保管)初公開
秋の特別公開展「高岡称念寺の立山曼荼羅」
秋の特別公開展「高岡称念寺の立山曼荼羅」
2019年9月10日(火) 〜2019年12月8日(日)

富山県[立山博物館] 秋の立山曼荼羅特別公開展「高岡称念寺の立山曼荼羅」

 令和元年度の立山曼荼羅特別公開展・第3弾、秋の立山曼荼羅特別公開展では、高岡市の「立鷹山称念寺」に注目します。
 称念寺は、浄土真宗本願寺派の寺院で、「称念寺縁起」によると立山を開山した慈興上人の創建とあります。現在も、「立山曼荼羅」2点のほか、「立山大権現本地仏」とする木造阿弥陀如来立像などを所蔵しており、立山との関係を伝承しています。
 そこで、本展示では、称念寺に伝わる「立山曼荼羅」2点と「立山大権現本地仏」・「称念寺縁起」・「七堂伽藍図」から高岡・称念寺と立山について紹介します。

会 期:令和元年9月10日(火)~12月8日(日)
会 場:富山県[立山博物館]展示館 常設展示室2階(一部)
休館日:月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日、9月13日(金)
    ※ただし、10月23日(水)と11月24日(日)は開館いたします。

時 間:午前9時30分~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
観覧料:常設展示観覧料 300円  ※大学生以下と70歳以上の方は無料

[画像キャプション]
左:「立山曼荼羅」称念寺A本
右:「立山曼荼羅」称念寺B本



富山県[立山博物館]
〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1/問い合わせ 076-481-1216
富山地方鉄道立山線「千垣」駅徒歩(約2km)※日曜を除き町営バス有り
▲ ページトップへ