ホールで厄払い!厄を払って福を呼ぶ「鳴動」
2月1日の節分にあわせ、太鼓と獅子舞とよさこいで厄を払い福を呼ぶ「お祭り」を開催します。
御陣乗太鼓は、奥能登に進軍した上杉軍を名舟村の村人が奇怪な怪物の扮装で撃退したのが由来とされます。樹の皮で仮面を作り、海藻を頭髪とし、太鼓を打ち鳴らしながら寝静まる上杉勢に夜襲をかけて退散させました。石川県指定無形文化財に指定されています。
氷見有機太鼓は、太鼓のリズムに獅子舞の曲打ち太鼓を折り込んだものです。氷見の港では昔から、大漁の際に太鼓を打ち鳴らし豊漁を喜びあいました。人々の生活の中から生まれ、大漁の期待、祈りと感謝が込められています。
江尻青年団は、大正時代から続く氷見市が源流の百足獅子。獅子殺しの演目は獅子が家の厄を集め、獅子に宿った災厄を祓い除きます。獅子は最後には災厄を消し去られた状態で復活します。
湊やは、2012 年に富山県射水市で結成されたよさこいチーム。チームコンセプトは「日本の元気のお手伝い」。日本中に笑顔と元気を届けることを目指し、既存の枠にとらわれない独自の作品づくりに挑戦しています。
敵を退散させた御陣乗太鼓、豊作を喜ぶ氷見有磯太鼓、厄を払う獅子舞、元気と笑顔を届けるよさこいの4団体が県民会館ホールに集まり、皆様の邪気を払い福をお届けします。
【出演】
太鼓:御陣乗太鼓保存会(輪島)、氷見有磯太鼓保存会(氷見)
獅子舞:江尻青年団(高岡)
よさこい:湊や(射水)
〈令和7年度富山県公立文化ホールネットワーク公演事業〉