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日本画×始動(blooming) 明治後期、花開く日本画と文展開設
日本画×始動(blooming) 明治後期、花開く日本画と文展開設
2025年10月17日(金) ~ 2025年12月14日(日)
江戸期から続く諸流派の大家たちから青年画家たちへと主役が移り、「日本画」と呼ばれるものが近代に芽吹いたのは明治30年代から40年代でした。流派を超えて意欲ある若手たちが大小さまざまに集い、新たな日本の絵画を求めて切磋琢磨した多様性の中から「日本画」は鮮やかに花開いていったのです。時を同じくして開設された文部省美術展覧会(文展)は、彼らの活躍の晴れ舞台となっていきました。

本展では、文展や文展が始まる前の各展覧会で入選、入賞した作品を中心に、明治後期を彩った作家たち43名の優品をご覧いただき、「日本画」の展開を見つめなおします。「墨画×革命」(令和元年度)、「南画×近代」(令和4年度)に続く、近代の日本画や水墨画の系譜をたどる水墨美術館オリジナル企画展の第3弾です。

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ミュージアムコンサート 凛然なる奏
ミュージアムコンサート 凛然なる奏
2026年2月21日(土)
申込は不要です。参加費も無料です。
エントランスホールにお集まりください。

【出演】
栗原 峻希(バリトン)
神保 侑典(ギター)
没後50年堂本印象ー自在なる創造
没後50年堂本印象ー自在なる創造
2026年2月20日(金) ~ 2026年4月12日(日)
堂本印象(1891-1975、京都出身)は、京都市立絵画専門学校に入学し、西山翠嶂が設立した画塾「青甲社」に入門して研鑽を積みました。帝展で特選や帝国美術院賞を受賞するなど官展を中心に活躍。細密な具象画を持ち味としていましたが、60歳を過ぎて渡欧した後は抽象的な作風へと移行し、躍動感のある筆のストロークで表現した抽象画を完成させました。画塾「東丘社」を創立し、母校の教授を務め、1961年には文化勲章を受章しました。

堂本印象の没後50年を記念して開催する本展は、官展出品作などの代表作を中心に画業を振り返る大回顧展であり、京都画壇のみならず、全国的に名を馳せた画壇の巨匠であるこの作家の全貌に迫ります。

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