イベント情報
「前衛」写真の精神：なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
日本の写真史において前衛写真は、シュルレアリスムと抽象主義の影響を受けて1930年代に台頭しました。1938年には「前衛写真協会」が結成され、その中心人物の瀧口修造は、写真の本質である記録性を重視し、技巧に走りつつあった当時の傾向に警鐘を鳴らし、超現実主義は「日常現実のふかい襞のかげに秘んでいる美を見出すこと」であると主張しました。一緒に協会を立ち上げた阿部展也は、瀧口に共鳴し、オブジェや風景の写真を発表しました。2人の影響を強く受けた大辻清司は、「なんでもない写真」と題したシリーズを手掛けます。大辻の愛弟子の牛腸茂雄は、技巧に凝らず日常を誇張なしに撮影した「コンポラ写真」の代表的な一人として注目されました。本展は、1930年代の前衛写真から1980年代への展開のなかに連綿と流れてきた瀧口の思想の様相を、4人の作品や資料を中心に、ウジェーヌ・アジェ、マン・レイなど関連作家の作品を加えて紹介します。
- 催事名
- 「前衛」写真の精神：なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
- 開催日
- 2023年6月3日（土） ?2023年7月17日（月）
- 開催時間
- 9:30～18:00（入館は17：30まで）
- 入場方法
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【観覧料】
一 般 ￥900（700）
大学生 ￥450（350）
高校生以下 無料
一般前売り￥700
※（ ）内は20名以上の団体料金
※企画展入場当日に限り、コレクション展もご覧いただけます。
※各種手帳をお持ちの障がい者の方および付添者1名の観覧は無料です。
※学校観覧、社会教育活動としての児童・生徒の引率者は無料です。
※「リピーター割」や「クマ割」などの各種割引、オンラインチケット販売を実施中。詳細については、ホームページをご覧ください。
※前売券発売 2023年4月3日(月)～6月2日(金) - 会場
- 富山県美術館 展示室2、3、4
- 主催者
- 富山県美術館、富山新聞社、北國新聞社、チューリップテレビ
- 問い合わせ先
- 076-431-2711
- Arts-Navi取扱
- 有
- 友の会特典
- 無
- その他
-
【会 期】2023年6月3日(土)～2023年7月17日(月・祝）
前期 ：6月27日(火)まで、 後期： 6月29日(木)から
※前期・後期で展示替えがあります。
※都合により出品作品、出品期間が変更になる場合があります。
【休館日】毎週水曜日
〇ご来館の際は、当館ホームページの「入館時のお願い」をご確認ください。
〇記載内容は都合により変更する場合があります。
当館ホームページ、SNS等をご確認のうえ、ご来館されることをお勧めいたします。
- 関連ファイル
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前衛写真表.pdf（PDF形式：677.9 KB）
前衛写真裏.pdf（PDF形式：591.1 KB）